腰椎分離症とは、腰椎の後ろ半分が上下で関節を作り「椎弓」といいます。

椎弓部分は斜め後ろは弱い部分のため背中をそらす動作やジャンプ時の着地の動作で負担がかかります。繰り返しその動作をしていると椎弓が上下で分離し、さらに骨にひび（疲労骨折）が入る可能性があります。

すべり症とは、積み木のように連なる腰椎が前方へと滑りだしてしまうことを言います。

すべり症には分離すべり症と変性すべり症があり、分離すべり症は腰椎分離症で骨折をしそのまま後方への安定性がなくなり前方へと滑りだしてしまいます。

変性すべり症は、骨折などはなく加齢的な変化により前方へ滑りだしている状態です。

すべり症は前後にずれることで、脊柱管の中を通る神経などが圧迫され腰痛・下肢への痛みやしびれが症状として出てきます。

腰椎分離症は、骨が未発達の成長期の子供やスポーツ選手がスポーツの練習などで繰り返し負担をかけることで腰椎分離症を起こしてしまいます。

分離すべり症は、先行して発症している分離症の骨折が治らず分離したままの状態で後方への安定性がなくなり前方へとすべってしまう状態です。

第５腰椎が好発部位になります。

変性すべり症は加齢による原因が多く、男女比ですと女性が多く発症しています。

女性ホルモンの影響や骨粗しょう症の進行によるもので、今まで支えられていた骨が支えられずすべってしまうと考えられています。

腰椎分離症・すべり症を発症すると、腰を反らした際狭い範囲で痛みを感じたりスポーツ中やスポーツ直後で痛みを感じます。

また下肢への痛みやしびれも併発して起こる可能性があります。

痛みを発症し安静にすると痛みは落ち着いてきます。

しかし、痛みが落ち着いて再度運動をしてしまうと骨折していた場合痛みの再発が起こります。

腰椎分離症の症状が出て放置してしまうと腰椎が骨折を起こし分離部は偽関節という安定感がないグラグラの状態になります。そさらに、放置をし続けると分離性すべり症へと繋がってきてしまいます。

すべり症は放置すると、痛みやしびれをかばった姿勢で肩・背中・股関節など痛みの症状が身体全体へと起こってきます。

また、さらに悪化すると排尿障害（頻尿など）を起こす可能性があります。

腰椎分離症・すべり症と鑑別が必要な疾患とは？　

腰痛や下肢への痛み・しびれは脊柱管狭窄症と同じような症状のため、鑑別が必要になります。

腰椎分離症・すべり症の治療法とは？

腰椎分離症・すべり症は分離している部分やすべっている部分は手術で骨の固定をし元に戻すしか方法はありません。

しかし、腰椎分離症やすべり症は保存療法を選ばれる方が多いです。痛みが強く日常生活に支障をきたし、本人が希望する際に手術は選ばれます。

立川市にあるまろん鍼灸接骨院では腰椎分離症・すべり症の治療として、筋緊張が目立ち腰以外の部分への痛みが出ないためにも筋肉調整で筋緊張緩和が大切なってきます。

加えて、痛みがあると人は自然に痛くない方を使いがちになります。それは無意識のうちにやっていることがほとんどです。

左右で同じように筋肉を使えないと骨盤の歪みに繋がり、筋緊張により筋肉調整をしたとしても痛みの再発が起こります。

そのため、まろん鍼灸接骨院では骨盤矯正をし体の土台になる骨盤をしっかり戻してあげる治療をお勧めしています。

〜最後に〜『健康かつ美しい身体で快適な日常生活を送るために』　

立川市にあるまろん鍼灸接骨院では腰椎分離症・すべり症だけでなく女性が抱えている慢性症状、身体の歪み、身体の不調を根本改善するとともに、その先にある『美』を追求していきます。

骨盤の歪みがあることで身体のさまざまな部分に負担がかかり、筋肉が緊張して痛みや不調を伴います。そのため骨盤矯正をして負担のかかりにくい体づくりを行い、筋肉調整により痛みを抑えていきます。

当院の骨盤矯正は「バキバキ」とはせずソフトな手技で行いますので、お子様から高齢な方まで安心して体験していただけます。

さらにEMS（インナーマッスルトレーニング）で寝ながらにして使えていない筋肉をつけるためのトレーニングや痩身エステによって脂肪燃焼を活性化させ、健康かつ美しい身体で快適な日常生活を送って頂けるように、お身体のお悩みを改善していきます。

立川市まろん接骨院では腰椎分離症・すべり症に限らず、他にもお身体の不調やお悩みがありましたら、立川市で人気の接骨院、まろん鍼灸接骨院にお気軽にご相談ください。

腰椎分離症・すべり症のQ＆A

腰椎分離症・すべり症は予防できますか？

腰椎分離症・すべり症の予防として、体幹強化が挙げられます。体幹の深部筋（インナーマッスル）を鍛えることで予防できます。まろん鍼灸接骨院ではEMSを導入しています。
EMSとは、お腹・背中・脇腹に付け電気を流しインナーマッスルを強化する機械になります。
20分付けて寝ているだけで腹筋600回分の効果と言われています。　

腰椎分離症・すべり症になりやすい人はいますか？

完全に骨が成長していない10代に発症が多いとされています。
スポーツを行っている方、ジャンプや腰を捻ることが多いといった腰に負担がかかる運動をしている方は発症率が上がります。
一般的な方が腰椎分離症・すべり症を発症する確率は5%と言われているのに対し、スポーツ選手は発症確率30%から40%といわれています。

スポーツ復帰までどのくらいかかりますか？

症状の状態と 個人差はありますが、原因となったスポーツは3ヶ月ほど離れたほうが良いとされています。

腰椎分離症・すべり症の豆知識・雑学　

腰椎分離症・すべり症を発症している方全員が腰痛などの症状が出るわけではありません。

症状が出ない方もいます。

執筆者：院長　小林いぶき

はじめまして、院長の小林いぶきと申します

当院は慢性腰痛やギックリ腰、肩の痛み、スポーツによる怪我など幅広く治療可能です。女性に特化したメニュー（美容整体、骨盤矯正、産後矯正、小顔矯正、美容鍼、痩身エステなど）も取り揃えています。まろん鍼灸接骨院＆エステサロンは身体全体のトータルサポート致します。

身体のお悩みはまろん鍼灸接骨院＆エステサロンにお越しください。